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釣行記2003/4/13 今年初フローターの巻

さて、四万十川から帰って次の日。朝からよく行くダム湖へ釣行。


久々のヤングロッドでの一匹。ポールヤングのテキサスゼネラル。
このロッドが、どんだけすごいロッドか。
あーた知ってますか?


ひさびさにバスの顔が撮れました。

でも、結果からいうと、この朝イチで釣れたバスが最後の
バスということになった。つまり1匹しか釣れなかったということ。


7:00になると、一斉にボートが押し寄せた。
今日はトーナメントが開催されているようだ。

この兄ちゃんたち、私が朝イチで1匹釣れたきり、全然釣れていないのに、
エレキでザザザーと、やって来て、すぐ私の目前で2本も釣り上げていた。

驚いた。

やられた!と思った。

でも気がついた。
やっぱりブラックバスって、ああやって楽しむもんなんだとね。

こんな重い竹竿に、シルクラインで浮き袋に跨って、
ヒイヒイいって、デカバグ投げて........そりゃー釣れませんぜ。
ポールヤングがなんだ。フィリプソンがどうした。
(釣れない時、いつも私はそう言いわけするのです。)


で、この方も凄腕だ。

ああやって、魚探見て、ボトムからバスを釣っちゃうんだから、
スゴイよね。ボートもフル装備って感じだった。アレを現代のタックル
とすると、私のタックルは1940年代だから60年の差があるこ
とになる。横に並ぶと、とても同じ魚を狙ってる人とは思えなかった。
実際、そばを通っても、お互い何も話さない。
彼ら同士では「今、何本?」「あ、2本。」などと話していた。
ボートに囲まれ、私だけ文字通り"浮”いていた。
ボートから見下ろされると、彼らは文明人、私は捕らえられた原始人。

全く別の人種?スタイルの違い?要するに、価値観が違うんだ。

実際には、私の方が変わり者のヘンなおっさんなのかもしれない。
だって、バス釣りのほとんどは、あのスタイルなんだから。


そんなことを考えながらもバスバグをキャスト。
しかし打てども、打てども、全然出ない。
水質は超クリア。シルクラインも油切れで沈んできた。


やーめた。
いそいで丘に(実はしょんべん漏らしそうだったのだ)


まっすぐ帰ればいいのに、往生際の悪い私は
ダム湖が不振に終わったので、帰りに野池に寄った。

ここで決定的なボウズ。
かーえろ。

ということで、今年初のフローターバスバッギングは、不調に終わった。
しかし、野池の土手には、菜の花が咲きみだれ、本格的な
シーズンインを予感させる暖かな休日であった。

おしまい