釣行記   リストへ戻る

今治バスタオルツアー第1号 釣行日:2004/4/3-4 天候:晴れのち雨


4月3日、今治バスタオルツアーの当日を迎えた。
今回は、AM7:40に今治桟橋でピックアップ。
本当は、高松でピックアップし、一緒に今治までいく企画なのだが、なんと、今治直行バスがあるではないか!なら現地で。ということで、現地待ち合わせとなったのでした。ということは、案内人は自腹で今治往復ということになる。ちくしょーやられたぜ。儲かりません。


今治桟橋につくと例の2人組みが現れた。

朝はやくから元気の良いS氏

「いやーお久しぶり。どうもどうも!」
2度目ともなると、もう慣れたもの。

では、早速野池へと案内しましょう。

今治は香川に比べ比較的小さな野池が多い。したがって、数をこなすことになる。いくつも野池を釣ってはあがり、また移動。この繰り返しになるのだが、どうもイマイチ、バスの反応が良くない。

じつは先週、様子見もかねて単独で今治に下見チェックをしていたのだが、その時も、バスの出はよくなかったのだ。

それでも池を回り続ける

だいたいこんな格好で野池を回る。ちなみに写真はT氏。
今回はフェンィックの自作ロッドをメインに使っていた。


何個目かの池にて。ロケーションは抜群によい。


ここでようやくまともなサイズをS氏がゲット。
40cmはあった様子。だが後が続かない。
やはりまだ魚が表層を意識していないのか。


この池をを上がった直後に面白いものに遭遇。

なんと

ハックルが歩いてた。




おお!ハックル!


おいコラ、まてハックル!



残念ながらハックルは捕まえることができなかった。
それにしても、あんな鶏がウロウロしているとは。
あれを飼って増やせば、ハックルメーカーじゃないか。
なんで農家のおじさんやおばさんはやらないんだろう。


それにしてものどかだよ

この納屋。そして広がるみかん畑。今治だな〜。
ちなみにハックルはこの納屋から出てきたのである。

ところで案内人のタックル。久しぶりにグラファイト。
軽くていいぜーグラファイトは。しかし大して釣れない。



途中タバコと缶コーヒーを買う。
ウェーダーは履いたまま、ビニールを敷いて
車に乗る。だから移動中もこんな格好なのだ。
ちなみに、このままコンビニにも入る。
恥ずかしくないのか。


野池を歩いていると、農家のおばちゃんに
「どっから来たん?」とか話しかけられたりする。

「東京から来ました。」というと

おばちゃん「東京から?!なにしにきた?」

「釣りしに。」

おばちゃん「この池にか?」

なんで東京からわざわざこんな小さな池に釣りしにくるのか
地元のおばちゃんは理解できない。

基本的に地元のおばちゃんにとって、
池は農業用水である。生活のためにあるのだ。
だから、遊びでゴミをちらかすなんざーもってのほか。
釣りをさせてもらっているのだ。


別の池にて。到着するとこんな感じで準備を開始する。



出撃するS氏


おなじく出撃するT氏


しかし釣れるのは子バスばかり。
まともなサイズのバスはぜんぜん釣れないのでした。

案内人もさすがに困り。特派員を呼ぶことにした。

そして

特派員Y氏登場

このあやしい姿。黒の背広っぽいジャケットを着て野池を歩いている。
ヤツは顔は明かせない。なぜなら謎のタレコミ屋だからです。


Y氏から情報提供された池にて。

野良犬を手なずけるT氏。なにやら命令している。


S氏のフローターに噛みつく野良犬。




それにしてもこの池もあまり釣れなかった。


ピンボケだがかろうじてT氏が25cmくらいのバスを釣っていた。


次の池はほぼ護岸されたような池。
ここはS氏にもまともなサイズが出た様子。
しかし遠くて写真が取れない。


案内人も気合が入る。ジッピーバグをキャスト。
ペタンペタンペタン。このポッパーは波の中でも歯切れがいい。


ゴボン!


ここでは僕も3匹まともなサイズのバスをゲットできた。
まともなサイズといっても35cmくらいだけど...。
ただしプリプリ。

ということでなんだか大した満足も得られず、
1日目は終了してしまった。

途中温泉に寄る。
サウナ→冷水→サウナを繰り返すともうフラフラに。


ということでこの日は今治市内のホテルに宿泊するのでした。




2日目

低気圧の接近で雨がかなり降る中、1つ目の池に到着。

出撃する2人。ちゃんとカッパも着ています。
案内人は、カッパを持ってないので車中で睡眠。

カメラを向けると両腕をあげるS氏、そしてフライを結ぶT氏。

釣ってください。

ここでは何本かの良型のバスが釣れたらしい。S氏の撮影したもの


こんなのとか


次の池もまたこんな感じで準備して


釣りをする。


この繰り返しである。

池はかなりの数を回ったと思う。
実際、僕が知っているところはほぼ全部回った。

最後のほうはもう池ネタもつき、自分がやったことない池を

案内人 「ここをやってみてください」
S氏「ここも大きいバスいるのですか?」
案内人「ええ、まあ....」
S氏「案内人はやらないのですか」
案内人「僕は車の中で待っています。」
S氏「................」

どうも池ネタが尽きたのがバレたらしい。

しかし次ぎの池も、またその次ぎの池も。
やってみないとわからない、以前から気になっていた池を
案内人はテストも兼ねて案内するのでした。

彼らはその度にズブ濡れになり、まるで日雇い労働者のように
池から這い上がってくるのでした。


それにしても今回の今治は調子がよくない。

最後のほうに回ったこの池では岸際は全く反応がないのに、
池のど真ん中にバスがたまっている様子で、ワンキャストワンヒット
に近い状態だった。


こんなのとか


こんなのとか


サイズはあまり良くないが、プラグには十分反応する

T氏もここで何本かバスをゲット。

そして最後の池

ランカーバスの望みをかけて出撃するS氏


そしてT氏

しかしここでも良型のバスは釣れなかった。


最後にT氏の持ち物チェック。

自作のフェンウィックロッド9フィート8番にロスリール
フライはお手製のバスバグとポッパーなど

S氏の持ち物

こんなにたくさんプラグを持ってきていた。

さらに


こんな太いメジャーも持参していた。
たぶん、これで50UPを測るつもりだったのだろう?
なにもS氏は言わないが、相当な期待をしていたことがわかる。
しかし、悲しいかな。またしても念願は叶わなかった。
結局このメジャーは取り出されることはなかった。


最後も前回と全く同じ表情のS氏。

今回はすいませんでした。
しかし必ず今治は爆釣します。
また次回に期待してください。
お疲れ様でした。

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