釣行記   リストへ戻る

さぬきうどんバスツアーI氏の巻き   釣行日:2004/6/5-6 天候:晴れ


えー、今回は神奈川県からI氏の釣行記です。


バスから降りたところ。

I氏:「おはようございます。きちゃいました」
案内人:「写真とります!写真!」
振向きざまに写真をとる。

I氏は四国は初めてだという。
しかもフローターもやったことない。
フライでバスも釣ったことがないそうで、
半分観光もかねているらしかった。

とりあえず、前回好調だったふろりだ池に向う。

ふろりだ池にて準備をするI氏


I氏の愛用ロッドはABUだった。これは意外だった。


なんと、フェンウィックのOEMグラスの8番!すごい。


リールもABUのデルタ3。

びっくらこいた。
タックルは全部ABUでした。

それもそのはず、じつはI氏 Fishing with ABU というHPをもっている

それにしても、やはり..というか、このツアーに参加する人達は
なにかしら、タックルにこだわりを持ってる人が多い。
フツーの道具持ってくる人はまずいない。
たとえば、グリップに布袋竹つけて喜んでる人とか、
1オンス以上もあるトッププラグでブッシュ突き破って喜んでる人とか。

早速、釣りを開始するI氏

立ち込んでしばらくはいい感じだったのですが、
すぐに、突風が吹き始めた。うねる、ふろりだ池


それでもキャストを繰り返すI氏。しかし出ない。


天気もどピーカンに晴れてしまい、結局ノーバイト。
これだから釣りは怖い。先週の激釣がウソのようだった。


池を上がるとき、I氏がウェストバックの中身を全部出していた。
なんと完全に浸水していたのでした。



次はダム湖へと向かった。
ダムサイト近くの階段からフローターをおろすI氏


しかし、この天気である。おまけに風も強い。


ブイ際のゴミ溜りを狙うI氏


グラスの8番できれいなループを作っていた。

しかし反応なし。

I氏:「フローターいいですね〜。」

ここまで全く釣れていないのに、釣果について触れないI氏。

案内人:「そうでしょ、フローターいいよね〜」

釣果に触れず、ごまかす案内人。

結局午前中の釣りはノーヒットに終わった。ショック!
案内人も40cm位のバスをジャンプ一発でバラしたのみ。

やばい。
ここまでノーフィッシュ。

それでも腹が減っては戦はできん。うどん屋へと移動するのでした。

釣れなくても、うどんは食える。ここはいつもの谷川うどん。

うどん屋の前に立つI氏。それにしても、ここはうどん屋には見えない。
まるで農家の庭先のようです。それでも昼時になると、どこからともなく
人が集まって行列ができるのです。


切り出す案内人
「今日は、いい天気ですね。」
I氏:「ええ、ほんとにいい天気ですね。」
案内人:「バスは釣れませんね。」
I氏:「ええ、釣れませんでしたね。」

案内人:「どうしましょうか?」
I氏:「まかせます」

ということで、西へと移動するのでした。


溜池うじゃうじゃ地点に到着

ここで、I氏記念すべき?フライでの初バスゲット。
I氏:「一応バスですね」
案内人:「いやいや、それがバスです。おめでとうございます。」
小さいバスでもバスはバス!
バスはサイズではあーりません!
おめでとう、おめでとう!

案内人、かなり大袈裟にはやし立てるのでした。




これはちょっとだけサイズアップ。

それでも30cmがやっとだった。

うーん、厳しい。厳しすぎる。

では次に移動しましょう。

次も小さな野池である。
実績はあるが、なんせ強風と馬鹿晴れ。

案内人もここで何とかまともなサイズのバスをゲット。



やはりこれくらいのサイズがでないと釣ったきがしません。

ここは魚影は濃かった。小さめのフライにチェンジし、
子バスやギルを釣るI氏。めざしサイズのバスの写真を撮っていた。


ふびんであった。

ワンドの奥のゴミ溜まりを攻めるI氏。


バシャバシャ!



やはり出てくるのは子バスばかりでした。

結局この日はこれで納竿。

温泉に入り、キャンプサイトを設営するのでした。

炭に火をおこすI氏


ナイターの準備

ベイトタックルも、もちろんABUだった。

バーベキューしながら、ジタバグをカポカポやるI氏

バイトはあるものの、のらない。きっと子バスが突いているのだろう。

一日目終了。



2日目


朝一でフローターを出すI氏

ここが正念場である。デカイの釣ってください。
いってらっしゃい、だしてらっしゃい。


薄暗いダム湖に浮くI氏。
他に釣り人もいない。このときランカーの可能性はマックスとなった。

案内人はこの間にキャンプ撤収
I氏の帰りを待った。

そして1時間くらいたったであろうか、
案内人もフローターで様子を伺いに湖面に出た。
湖のど真ん中でI氏と合流。
おそるおそる聞いてみる

案内人:「で、どうでした。」
I氏:「釣れましたけど、小さいのばっかです」

あっちゃ〜

とりあえず、コーヒーでも飲んで休みますか〜?
そうしましょう!そうしましょう!


ミニストップでホットドックとコーヒーを飲む。

こういう休憩の一時も会話がはずんで楽しい。

ちなみに、I氏は建築の設計をやっているらしい。
奥さんは巨大コンピューターメーカーのITエンジニア。

すごい!超優秀夫婦。夫婦で海外旅行とかいってるらしい。

幸せ家族。いいなぁ〜こういう夫婦は。でもね、

あまり釣りばかりやってると、俺みたいに大変なことになるよ!

しかし心配はいらない。

I氏はとてもやさしい感じの人だった。
きっといい旦那さんなんだろうって正直思った。


それにしても釣りのほうがイマイチだぞ、どうなつてんだ!


次の池はまぁ、そこそこ期待できる池。

ここは案内人も一緒にフローターで湖面に出た。

すると面白い光景を発見。

カモが木に登っていた。
豚もおだてりゃ木に登る。
カモもおだてりゃ木に登るのか。

ロッドを振り始めると、身に危険を感じたのか、
あわてて木から下りるのでした。

その下り方がまた、来た方向に歩いて下りるのでした。


ここはギルも多かった。こんなのとかね。


でも数は結構釣れた。

↑I氏が釣る。案内人も釣る↓

サイズはこんなもんです。

バシャ、バシャ。


小さくてもバスはバス。


I氏急に岸に上がる。なにかあせっている。


しょんべんをする。建築設計技術者。


案内人、今回もフライは全部 West's Popper!


香川の野池に、なんでバスがいるのかっていうと、もちろん
誰かが放流したのもあるんだろうけど、基本的に早明浦ダム
と香川用水でつながっているのだから当たり前だよね。


その後、またうどん屋に戻った。相変わらずの行列だった。


次の池は某バスプロも訪れた有名な池。
しかし見るだけでやめた。I氏も疲れているようだった。


案内人:「また、茶でも飲みますか?スタバでも行きますか?」
I氏:「スタバがあるんですか?」
ではいきましょう。

スタバでくつろぐI氏と案内人。

ちなみに案内人はコーヒー大好きで、毎日飲んでる。

しかし、今だから言えるここだけの話、子供のころはコーヒーは
飲めなかった。なぜなら、、
コーヒーを飲むと、黒人になるんだと恐れていたからだ。

同じように思っていた人は他にいませんか?

いるわけねぇ〜か。


最後の池は某空港近くの比較的大規模な池。

少し日もかげり釣れそうな雰囲気になってから出撃。


I氏ここで今回最大と思われるバスをゲット。
しかしなんと、写真を撮る前に逃げられちまった。
なんと今回はついていないのでした。
でも釣れたのだからよかったよね。


その後、今回は早めに切り上げた。高松駅前にサンポート高松が
オープンし、いろいろ土産ものとか、買い物もしたいとのことでした。



Iさん、まる2日間、お付き合いありがとうございました。
またABUの違うロッド見せてくださいね。
おつかれさまでした。


おわり

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