釣行記   リストへ戻る

さぬきうどんBASSツアーS夫妻の巻   釣行日:2004/8/21 天候:晴れ

えー、今回は、栃木からS夫妻の釣行記です。

通常このツアーは高松に宿泊して、まる2日間釣りをする企画なんですが、
今回のS夫妻は四国に観光目的で来られていました。

前日の午後、飛行機で徳島に入り、鳴門などの観光をして、
その日は徳島泊。翌朝移動して高松で釣りをし、そのまま高知に移動
するという忙しいスケジュールでした。したがって、釣り自体は朝から
午後3時までという限られた時間になります。


この方がS氏です↓ サンポート高松でS氏のレンタカーと合流しました。


S氏:「おはようございます。」
案内人:「おはようございます。」

S氏:「大田さんですか?写真で見るのと違いますね」
「もっと太っている人をイメージしてました」

じつは毎回言われます。
案内人はデブではありません。
HPの写真が太って見えるだけです。

こちらは奥さんです。↓

奥様:「あ、どうもよろしくお願いします」

いつも思うんだけど、偉いよね。
釣好きの旦那さんを持つ奥さんってさ。

旦那のわがままに付き合わされてもニコニコして。

本当はイヤなんじゃないかー?。

なーんて思ったり。

でもこのツアーはうどんがあるからね。
そういう意味では奥さんを説得するのに多少は都合がいいのかも。

さっそく、移動です。

ルームミラーに写るS夫妻のレンタカーを確認しながら、
早朝の空港どおりを南下します。

そして最初のタホ池に到着。

タックルを準備するS夫妻。

これが、今回のS氏のタックル

S氏はペインのバンブーロッドを持ってきてました。

さぬきうどんバスツアー初のバンブーロッド!
もちろんリールもオールドハーディー!
スゴイ。案内人も大好きなジャンル。
オールドタックルの話で盛り上がったのは言うまでもありません。

そうかーそうだったのかー。
事前に言ってくれれば、僕もヤングロッド持ってきたのになぁ。

一方、奥さんはスピニングタックルの準備をしていました。
でも普段は釣りはあまりやらないそうです。
ご主人に付き合う程度って感じかな。



タホ池はこんなところです。

ほとんど水面が見えないほど浮草に覆われているのでした。

ご主人、「うわ、これアオコですか。」
案内人:「いえいえ、アオコではないです。」

四国まで来て、こんな汚い池で釣りをさせられるとは
だれも思わないでしょう。しかもペインバンブーだし。

でもここはそこそこデカイのがいるんです。

ちなみに水面を覆っているのはアオコではなく、
ミジンコウキクサという浮草です。

この浮草がカバーになって、朝一とかは岸際ぎりぎりに
バスが着いているんです。

当然、岸際にそっとバグを落とすとゴボ!っとなる予定。


ご主人、岸際を狙います。

9フィート8番のバンブーなので、普通の人間なら3投もしたら死んでしまう
はずなのですが、S氏のキャスティングは安定していました。

そうそう、カッコだけでバンブー持ってきたんではないってことです。
すぐにわかりました。バンブー特有のゆったりとしたキャスティング。
余裕でデカバグをキャストしているのでした。


一方、奥さんは端っこのほうでスピナーベイトを投げていました。
でも端っこのほうは浮草がかなり積もっていて、なかなかちゃんとした
リトリーブができないようでした。たぶんラバージグとか
テキサスリグとかでないと、ミジンコ浮草は突き破れないはずです。

でも、案内人はあまり、「ああしろ、こうしろ」って
言わないことにしています。基本的に大きなお世話です。
好きなようにやる。初心者でないかぎり、これが一番なんです。


しかし、結局ここはノーバイトにおわりました。

釣れないんだよね、最近ここも。

ほんなら案内すんなー!って感じですが、

出る時は出るんです。

この日はでなかった。そういうこと。


その後、奥さんは瀬戸大橋が見たいとのことで
別行動することになりました。

そのほうがいいです。

せっかくの四国旅行、ミジンコ浮草にまみれて
終わってしまうのはあまりにも悲しいというものです。

ということで、奥さんはレンタカーで瀬戸大橋へ、
S氏と案内人はフロリダ池へと向かうのでした。


フロリダ池にて準備をするS氏。

しかし、結論から言いますと、この日は大雨の影響でどこの池も
濁りが激しく、トップには全く反応がない状態でした。

「ダーメだこりゃ」


瀬戸大橋にいる奥さんと連絡を取り、栗林公園で待ち合わせ。
高松市内の「上原製麺所」でうどんを食べるのでした。
この時点でPM12:30


午後からは西讃方面へと移動。。

PM3時には高知へ出発するということで、あまり時間もありません。
しかたがないので案内人は例によって、あまり行きたくはない
(といっても毎回来てしまう)
スモールボデイバスが多数生息する池へと向かうのでした。


スモールボディバスがいる池に到着。

奥さんは、瀬戸大橋見て、いろいろ観光できたのがなによりです。


ペインロッドでスモールボデイバスを狙うS氏


こんなに立派なスモールボデイバスがたくさん釣れてました。

まあ、釣れないよりかは釣れた方がマシでしょ?

しかし、奥さんの方は、釣れていませんでした。

小さめのワームでもやれば、すぐに釣れるのでしょうが、
なんせ旦那さんがペインのバンブー持ってくるような人です。
ワームなんて、基本的に持って来てないのでした。
デカイプラグばっか....。


ということで午後3時になってしまいました。

すいません。まともなサイズ釣れなくて。

案内人はすっかり自信をなくしました。

僕自身も全然釣れませんでした。

無力感と脱力感。

もう何もやる気がしませんでした。

West’sポッパーも全然作る気がなくなりました。

廃人になりました。

イイダコ釣りはじめました。


ところで池のほとりには、こんなキノコがたくさん生えていました。

なんでしょうコレ?まるでマンガみたいなキノコです。


Sご夫妻とはここでお別れです。

本当にお疲れ様でした。

機会があればまたご一緒しましょうね。
今度は僕もバンブー持ってきます。


おわり

リストへ戻る